キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

遠近両用累進レンズで手元が見えにくい

いわゆる「老眼」になったときに、遠くのものと近くのものとを一本のメガネで架け替えることなく見られるようにしたいという場合、遠近両用レンズが選択肢として挙がります。

今は、境目のない累進レンズと呼ばれるものが主流になっていますが、何度となく触れてきた通り、このレンズは、レンズのどこで見ても遠くが見えるとか、近くが見えるというものではありません。

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上の矢印の右側の丸は、遠用アイポイントと呼ばれる位置。
用途に応じて、多少のアレンジをすることはあっても、基本的には瞳孔中心をこの遠用アイポイントに合わせます。

下の矢印の右側の丸は、近用アイポイントと呼ばれる位置。
遠用アイポイントの位置から、近用アイポイントの位置まで、度数が連続的に変化していきます。

近用アイポイントの位置に、眼前40cmのものが見やすくなる度数を配置した場合、当然ですが、その位置で見ていただかないと、眼前40センチのものは見えにくくなります。

ですが、この近用アイポイントの位置に視線を通す(下目遣いで見る)のが苦手なかたが少なからずおられます。
そういうかたは、「フレームを持ち上げてあげると、見やすい」とおっしゃいます。

視線を下げる代わりに、フレームを持ち上げることで、自分が楽に下げられる視線の位置まで近用アイポイントを持ち上げるわけです。
そうすれば見えるということは、度数的には問題ないということですので、それを踏まえて対処法を考えることになります。

対処法はいくつか考えられますが、ここでは割愛します。
また、累進レンズで近くが見えにくいというのは、他の要因でも起こり得るます。

いろいろなケースを想定しながらの対処が必要になるのが累進レンズです。






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  1. 2017/08/02(水) 23:33:56|
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