キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

適当でいい

度数測定中だったり、フィッティング中だったり、レンズの説明中だったり、といったとき、お客様の中には「適当でいいよ」と言われるかたがいます。

ここでいう「適当」というのは、「適切」というよりも「だいたい」「アバウト」といったニュアンスに私は受け取るのですが、それを真に受けて「適当」にやると、あとになって「いい加減にやられた」と言われそうな気がします。

なので、「適当でいい」という言葉の裏には、「やるべきことをやってほしいけれど、さっさと終わらせてくれ」という感情が含まれているのだろうなと理解するのが正しいように思います。
時間がかかってしまうのは、申し訳ないところではあるのですが。

ただ、たまに、最初から「適当でいい」と言われる人もいます。
たとえば、寝たきりのご家族のメガネを代理で注文に来られるような場合。

適当も何も、ご本人の記録もなく、使用中のメガネもなければ、やりようがありません。

使用中のメガネを持参され、「これよりも、ちょっと度が強ければいいから」と言われても、本当に強くすればいいのかの確証はありません。
ご家族は「本人が見にくいと言っているから、度を強くすればいいだろう」と思っておられるのでしょうが、そう単純な話ではないのです。
強すぎて見にくいという場合もありますし、メガネでは解決できないこともありますから。

言われたとおり、ちょっと度を強くしたメガネをお作りすれば済むのかもしれませんが、気が重たいです。





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