キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

UV420?

先日仕入れたサングラスについていたタグ。

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「UV400」というのは、良く知られていると思います。
400nm(ナノメーター)以下の紫外線(Ultraviolet : UV)をカットしますよ、という意味合いで使われているように理解しています。

ということは、「UV420」というのは、420nm以下の紫外線をカットしますよ、という意味合いになると考えるのが自然です。

が、本来420nmという波長の光は、紫外線ではなく、可視光線(Visible light)に分類されるものです。

数年前から、「ブルーライトカット」とは別のカテゴリーとして、420nm前後の波長をカットするレンズが発売されています。
発売に至った背景等は、ここでは割愛しますが、420nm以下の波長をカットしますよ、という意味で「UV420」という表現が使われているのだと思います。

しかし、繰り返しますが、420nmは「UV」ではありません。
なので、私は、この表現にとても違和感を感じています。

「言いたいことは分かるのだけれど、それってどうよ?」
ということです。

420nmというのは、可視光線の中でも高エネルギーな、HEV(High energy visible light)の範囲に入ります。

1704231.jpg

であれば、「UV420」よりも「HEV420」のほうが、主旨に沿っているように感じます。

無論、「HEV」という言葉が知られていない以上、それでは何のことだかわかりませんから、やむなく「UV420」という表現にしているのだとは思います。
ですが、「わかりやすく」ということと、「定義を違える」ということとは、別問題だと考えます。

同じ意味合いで、「UV+420cut」という表現をされているものもありました。
分かりやすいかは別として、こちらのほうが論理的(?)な印象を持ちました。

「批判するだけじゃなく、代案を出せよ」と言われると困るのですが、もしかすると、これから先、この「UV420」という表現が市民権を得るのかなと思うと、釈然としないものを感じます。



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  1. 2017/04/23(日) 23:45:26|
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