キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

遠慮なく尋ねられたほうが

以前、「白内障の手術をしたほうがいいと言われているのですが、どう思いますか?」と質問を受けることがある、という話をアップしました。

ご本人の不自由度はともかくとして、白内障の進行具合からドクターが手術を勧めているケースです。
言い換えると、ご本人はそれほど困っていないパターンです。


一方で、こんなパターンもあります。

見えにくさを訴えられて、メガネでの対処を希望されているかた。
白内障と診断されており、定期的に眼科を受診しているような場合。

当店で度数測定をするも、ご本人の満足いく視力が得られない、ということはよくあります。
以前の測定記録があって、そのときは矯正視力が1.0程度あったのに、今は0.6~0.7程度にしかならない、などという場合は眼疾患を疑うのがセオリーですし、すでに白内障があることをおっしゃられています。

「先生から、白内障の手術の話は出ませんか?」
とお尋ねすると、
「いえ、何も言われていません」
とおっしゃる。

ですが、これでは「ドクターが手術の必要はない、と言っている」とは言い切れませんよね。

「見えにくくて困っているとか、もう少し見えるようになりませんか、とか、お尋ねされてます?」
と、お伺いすると
「いえ、ただ診てもらって、前と変わりませんね、みたいな感じで終わりです」
とおっしゃる。

状況が前回の診察時と変化なく、患者さんからも特に何も訴えがなければ、それで終わってしまっても不思議ではないのかなと思います。

ですが、このかたは、「見えにくさ」を感じて当店に来ているわけです。
しかも、屈折異常の矯正では、十分な効果が得られないわけです。

原因は白内障だけとは限らないかもしれませんが、こういうときは
「見えにくくて不自由を感じるようになってきたのですが」
など、「今、困っているんです」ということをドクターに伝えたほうがいいと思います。

そういう訴えを聞くことで、(白内障が原因と考えられるのであれば)ドクターの指針では「まだ手術はしなくてもいいのでは」という範疇であったとしても、「それでしたら、手術を検討してみましょうか」という話になるかもしれません。

あるいは、他の眼疾患も併発していて、白内障の手術をしても、十分な効果が見込めない、といった所見を聞かされるかもしれません。

何も言わないと「それでいいのだ」となってしまう可能性があり得ますので、疑問点は遠慮なく、ドクターにお尋ねされるのがいいと思います。









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