キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

触らないでください

度なしサングラスがずり下がってくるということで、モダン(耳の後ろに添わせる部分)を曲げてほしいとの依頼を受けました。

当店で買われたそうですが、その時は時間がないので、フィッティングしないで帰られたとのこと。

なので、ごくごく普通にフィッテイングしようと、まずは耳周りの確認をしようとしたのですが、帽子が邪魔なので取ってもらおうとお願いしましたら、「何でですか?」と問われました。

「耳の後ろを確認しないと、どこでどのくらい曲げればいいのかわかりません」とお伝えしたのですが。。。

・耳の後ろの形なんて、誰だって同じ
・触られるのは嫌

と言われました。

耳の後ろの形は、人それぞれ違いますということはお伝えしましたが、私に触られるのが嫌なのか、私以外の者でも嫌なのかはお尋ねしませんでした。

いろいろなお客様がいらして当然なので、そういうご主張をされるのはやむを得ないとして、考えさせられたのが次の一言。

・よそのお店(スーパーに出張で出店を出していた?)で、以前もサングラスのモダンを曲げてもらった。その時は、耳の後ろなんて見ないで、その場ですぐ曲げてくれた

実際に、どんなレベルのフィッティングをされたのかはわかりません。
適当に(いいかげんに)曲げたのかもしれません。

問題は、そういう対応をすることで、お客様が「そういうものだ」という認識をされてしまったことです。

かくいう私がどうしたかというと・・・

他店購入のものならお断りしたのですが、自店購入なのでそうもいかず、かといって耳周りの観察もせずに曲げられるはずもなく、やむなく「曲げる」のではなく、ストレートテンプルをフィッティングするような「抱き込む」イメージで対応しました。

お客様は、それで(その場では)ご満足されて帰られたのですが、私がしたことも結局は「耳周りは見なくていい」と勘違いさせてしまったことにほかならいわけで。

「触られたくない」と言われているのに「プロの仕事は、そういうわけにいかない」と突っ張ったらトラブルになるだけのような気がしますし、どうすればよかったのか考えてしまいました。


きちんとしたフィッテイングをしようとすれば、耳周りはもちろん全体の観察が必要になります。
顔の形は、人それぞれ異なります。
耳の後ろを観察するためには、通常は耳周りに触れないといけません。

せめてこの記事を読まれたかたは、そこのところ、ご理解いただきたいと思います。






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  1. 2016/10/26(水) 23:53:02|
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