キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

屁理屈?

長嶋茂雄さんに関する本だったと思いますが、その中にご子息の一茂さんに関する記述がありました。

一茂さんが、私立の幼稚園か小学校を受験した際の問題に、耳だか手だか、とにかく体の一部が欠けた動物の絵を見せて、どこかおかしいところがないかを問う、というのがあったそうです。

たとえば、耳が片方描かれていないウサギの絵を見せて、「どこかおかしいところはないか」と問いかけ、「耳が片方ない」と答えられればよいわけです。

で、一茂さんは、その問いに対して答えなかったそうです。

試験官が「どこかが足りなくありませんか」みたいな助け船を出したところ、(上述の例でいえば)「あ、耳が片方ない。でも片方の耳がないウサギだっているでしょ。だからおかしくなんかないよ」といった類の返答をされたと。

この一茂さんの答えは、答えとしてはどうなんでしょう?

もし「何か足りないものはないか?」と最初から問うたのであれば、一茂さんの答えは屁理屈になるかもしれませんが、「おかしいところはないか」という問いに対してであれば、一茂さんの答えは正しくないとは言えないのではないか、むしろ大人がハッとさせられる答えだと思います。


幼児向けのドリルにこんな問題がよくあります。

ixy_20160818_03.jpg

求められる答えは、上記の「3番」だと思います。

この形をつくるためには、見えないところにも積み木がないとつくれないんだよ、ということに気付かないといけないわけです。
それはわかります。

ですが、この答えは「4番」ではいけないのでしょうか?

もし、こういうふうに、

IMG_9268a.jpg

あらかじめ積み木が乗せられるような台があったとしたら、答えは「4番」になります。

もし「この出題の仕方では、奥に台がある可能性を否定できない。だから答えられない」という答えをする子供がいたとしたら、それは屁理屈なのでしょうか?

「3番」と答えるのは「積み木が隠れているはずだという固定観念にとらわれた考え」なのではないでしょうか。

もし「3番」と答えさせたいのであれば、奥に台がある可能性を完全に排除するような質問の仕方をするべきではないでしょうか?

どういう質問がベストかわかりませんけれど、たとえば、余計なものが何もないことを示した絵を最初に出して

IMG_9269z.jpg

「このおへやに つみきをならべていきます。つみきが 4こあるのは どれですか」とか。


まぁ、そんなことをしなくても、「1番」「2番」の絵を見れば、奥に台がないことは明白ということなのかもしれませんが、「3番」「4番」の絵が「2番を前提にしている」という説明がない以上、その保証はありません。
世の中、良心につけこんで騙そうとする輩がいるのですから、疑ってかかることは必要でしょう。

幼児にそこまでのことを求めるのはおかしいでしょうし、こういう風に考えること自体、ひねくれているのかもしれませんが、ふとそんなことを思いました。

くだらなくてどうもすみません。







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  1. 2016/10/03(月) 21:25:37|
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