キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

雲霧

初めてメガネを作りに来られたかた、当店だと、特に深視力がらみのかたに多いのですが、オートレフラクトメーターでチェックすると、こんな風な結果になることがあります。

1607181.jpg

S(球面度数)、C(乱視度数)ともに、3回の測定値での変化が大きく、測定毎に遠視度数が(0.00 → +0.25 → +0.75)と強くなっています。

当然、遠視性乱視ないし混合乱視と予測して屈折検査に入るわけですが、検査に入る前に、+3Dくらいを装着したテストフレームを5~10分くらい装用してもらうことがあります。
遠くの景色はボヤけて見えにくくなるはずなので、そのまま辛抱してもらいます。

このタイプのかたは、裸眼状態で常にピント合わせの機能を働かせていますので、その機能が凝り固まってしまっている可能性があります。
凸レンズで強制的にボカした見えかたを作り、ピント合わせの機能をほぐしていくのがねらいです。

このように凸レンズでボカすことを「雲霧(うんむ)」と呼んでいます。

雲霧をかけたあとは、そのまま両眼開放で屈折検査に入るのがルーティンですが、試しに雲霧直後の状態をオートレフラクトメーターでチェックしてみると、

1607182.jpg

結構、数値が安定しているのがわかります。

余計な時間はかかりますが、この一手間をかけたほうが、度数測定中の反応がよいことも多いです。




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  1. 2016/07/18(月) 23:37:47|
  2. 視機能・視覚・検査など
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