キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

アーレンレンズと視機能

ここしばらく、アーレンレンズの枠入れ加工は「ビューナル」ばかりだったのですが、

ixy_20150502_05.jpg

久しぶりに、クリップオンタイプのフレームに組み込みました。

1606261m.jpg


さて、アーレンレンズの枠入れ希望で来店されるかたは、基本的には「枠入れしてもらえればそれでいい」ということがほとんどで、当店での視機能検査を希望されることは滅多にありませんし、当店では眼鏡購入を前提としない検査を無料で行なうことは原則としてありませんので、こちらから無理にお勧めすることもしておりません。

ですが、枠入れをする際、アーレンレンズには、度数は入っていなくても微妙にプリズムが生じてしまっていることが少なくないため、お客様の眼位を踏まえた枠入れ加工をするために、カバーテストを行なっています。
(アーレンレンズに限ったことではなく、一般的な度なしレンズでもプリズムが生じていることは珍しくありません)

そうしますと、特に近見において斜位の大きいかたが目立ちます。
内斜位の比率が高いようにも感じています。

また、すべての人をチェックしたわけではありませんが、サッケードやパスートが不安定なかたも多いです。

たとえば、アーレンシンドローム」の人に見られる不具合に挙げられている「読み飛ばし」「近業での眼精疲労」などというのは、両眼視機能が低下していても起こるわけです。

アーレンの枠入れと併せて、メガネも新調したいというかたに、視機能を踏まえた度数決定をして調製したところ、使用感が良好だというお話しも聞いています。


何が言いたいかと申しますと・・・

アーレンレンズを購入されるかたは、アーレンレンズを装用することで、何らかの明確な効果を感じたから購入をされているわけですから、それはそれでよいとして、プラスアルファで、視機能検査の結果を踏まえた眼鏡装用をするなり、眼球運動のトレーニングなりをおこなうことで、「見えかた」のレベルが、より上がる場合もあるのではないか、ということです。




関連記事
  1. 2016/06/26(日) 23:22:21|
  2. 視機能・視覚・検査など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://optkibebe.blog55.fc2.com/tb.php/2847-5e02b543
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad