キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

英語の発音

私は、アメリカに二年半住んでいました。

「英語ペラペラでしょう」とか言われることもありますが、そんなことはありません。
もちろん、死なない程度(救急病院でドクターと意思の疎通ができる)レベルではありますが、発音はめちゃくちゃ悪いです。

飛行機の中でCAにオレンジジュースを頼んだら、トマトジュースが出てきたくらいです。
まぁこれは、単純にCAが間違えたか、耳が遠かっただけだと思いますけど。

そんな自分のことを棚に上げますが、日本人の話す英語は、日本人には伝わるけれど、ネイティブには伝わらなかったりします。
言うまでもなく、発音が正確ではないからでしょう。

では、なぜ、発音の苦手な日本人が多いのか。

「ネイティブと話す機会が少ない」という環境要因や、発音のルール(phonics)をよくわかっていないということもあるでしょう。
加えて私は、他にも遠因があるのではないかと思っています。

以下、偏見かもしれませんが。


高校2年の時のリーディングの教科書。

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担当の先生は非常勤の若い男性でした。

最初の授業で、先生が教科書を読み始めました。

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「エイプリル シャワーズ」 ではなく "April showers" と。

正しい発音を意識した朗読ではあったのですが、そのアツい発音に、我々は正直なところ結構ウケていました。
ちっともおかしいことではないのに、なぜ笑うのか。


中学校での英語。
最初の授業か、ごく最初のうちに、発音の練習をする際、

"apple"

の発音で、クラス中に笑いが広がったというのは、私のクラスだけではないと思います。

正しい発音をしようとすると笑われる、そんな雰囲気、ありませんでしたか?
流ちょうな発音をする同級生がいたら、「気取りやがって」と思ったりしませんでしたか?

私たちの学生時代は「カタカナ読み」をするのが、無難に授業を乗り切るポイントだったような気がします。
また、その発音で、授業が成り立ってしまうわけですから、直す必要もないわけです。


正しい発音を身に付ける、つまり、その発音でネイティブスピーカーに伝わるのか、のフィードバックが得られにくいという環境は確かにあったと思いますが、併せて正しい発音をすることへの恥ずかしさみたいなものも、多感な時期に確立させられていたような気がします。

結果として「ジャパニーズイングリッシュ」になってしまうという流れです。

今の子供たちはそこまでのアレルギー(?)はないかもしれませんが、そういう苦手意識を変えていくのも重要ではないかなと、毎年4月になると感じます。








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