キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

片眼のみ白内障の手術をしたとき

先月、白内障の手術で「モノビジョン」を選択した場合、という記事をアップしました。

このときの話の前提は、両眼をほぼ同時期(右眼の術後一週間で左眼を施術、といった具合)に行なうということでした。

ですが、白内障は必ず両眼同時に発症・進行するものではありません。
したがって、片眼のみを手術し、他眼はさしあたって手術の必要なし、ということもあるわけです。

こういう場合、手術した眼の度数(眼内レンズの度数)をどうするかというのが、一つの焦点になります。


先日、来店されたかたの術前における完全矯正値は、

1604101.jpg

でした。

右眼のみ、手術をし、完全矯正値は

1604102.jpg

こうなりました。

このかたは、裸眼で近業ができるように、という希望があったので、右眼で近見がしやすいような選択をされたわけです。
いわゆるモノビジョンです。

術前、裸眼の時には、遠くは右眼・近くは左眼のほうが見やすかったと思います。
それが、術後には、裸眼において、遠くは左眼・近くは右眼のほうが見やすい状態になりました。
左右の度数差も大きくなりました。

これで、真に快適に生活できるかというのは、実際に生活してみないとわからないとは思いますが、問題なければOKということになります。


では、

右 S-6.00D
左 S-6.00D

という人がいて、右眼のみ手術をする場合、どういう度数がいいのでしょうか。

たとえば、

右 S-0.00D
左 S-6.00D

とか

右 S-3.00D
左 S-6.00D

となったとして、この度数差に耐えられるかどうか。

では、

右 S-6.00D
左 S-6.00D

こうなるのを狙うのがいいかというと・・・
どうでしょうか?
正解を導き出すのは、簡単なようで難しいかと思います。


で、こういう場合、問題のない左眼も手術をしてしまうケースもあるようです。

その辺のことは、ドクターとの相談になるでしょうが、片眼のみ手術というのは、両眼ほぼ同時の場合よりも、度数選びには、より気を遣う必要があるように感じます。




関連記事
  1. 2016/04/10(日) 23:46:57|
  2. 視機能・視覚・検査など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://optkibebe.blog55.fc2.com/tb.php/2775-ba7c5138
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad