キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

苦手な色

私自身に色覚異常(二型三色覚)があることは、再三述べてきました。

「左から右に向かって、似た色を並べていく」という、D-15では、

正常色覚の人がこのように並べるところを

d15pass.jpg

私はこのように並べます。

d15duo.jpg

色の感じかたが違うということです。

オレンジと緑のLEDの色の違いは、

これも

green.jpg
orange2.jpg

これも

IMG_5451.jpg
IMG_5455.jpg

すぐに見分けることはできません。


日本眼科学会のサイトから拝借しますが、私の場合は、黄色で囲った組み合わせを一瞬で見分けるのは、非常に困難です。

1603233.jpg


だからといって、日常生活が不便だらけかというと、そんなことはありません。
今の私の仕事は、レンズやフレームの色を判断する上で厳しいことがありますが、周りの人の手助けで何とかなっています。

が、「色の感じかたが違う」ということで、適していないor相当苦労する仕事(的確な色の見分けがつかないと、どうにもならなかったり、命にかかわったりする仕事)があるのは事実です。

ですから、自分の色覚がどうなのかというのを把握しておくことは、職業選択の上で極めて重要だと思います。
できれば、低年齢、例えば小学校入学の時点で把握しておくのがいいのではないかというのが持論です。

10年以上前から学校における色覚検査がされなくなり、ここにきて希望者に行なうような流れになっているようですが、
本来、学校の先生は児童の色覚については把握をしておく必要があると思います。
児童・生徒への不当な評価や、「色のとらえかたがおかしい」とからかわれたり、いじめられたりすることによる児童・生徒の精神的負担増につながりかねないからです。
進路指導を行なう上でも、大切でしょう。
色覚に問題があっても不利益を被らないような授業(板書・配布プリントの配色など)をしていくことも大切になります。

もちろん、学校にのみ責任を押し付けるのではなく、保護者・家族への啓蒙も重要です。

「孫が色覚異常なのは、嫁(旦那)のせいだ」などと、祖父母が責め立てるのはナンセンスです。
色覚異常は伴性劣性遺伝ですから、責めている祖父母の遺伝子を、父母が受け継いだからかもしれないからです。

早い段階で我が子の状態に気づいてあげられるかどうか、正しい知識のもとに、適切なフォーローができるかどうか否か、というのは大きいでしょう。

とてもデリケートな問題かもしれませんが、色覚に異常があることで「不当な」差別を受けることのない社会であることを望みます。










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  1. 2016/03/23(水) 23:49:56|
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