キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

加工機の砥石について(補足)

先月、当店の加工機の砥石が寿命になったので交換しましたというネタをアップしました。

この黒い印のところの砥石を

ixy_20160113_01aのコピー

交換したわけです。

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本日、当店をご利用いただいたお客様が、この記事をご覧になったそうで、当店で加工したレンズの仕上がりについて質問をうけました。

そのご質問を踏まえ、以下のような不安を抱かれるお客様が他にもいらっしゃるのではないかと考え、補足説明をいたします。

不安その1
交換するまでは古い砥石を使っていたわけだが、その古い砥石で加工したレンズは仕上がりがよくないのではないか?

回答
交換したのは、当該記事にありますように「プラスチック用の粗摺り砥石」です。

これはどういうことかというと、プラスチックレンズを一定のサイズまで素早く削り込んでいくために使う砥石ということです。

粗摺り砥石で、

1602031.jpg4

仕上がりサイズよりも数ミリ大きめのサイズになるまで削り込んでいきます。

1602032.jpg

このあと、(左側の矢印の位置から、右側の矢印の位置の)仕上げ用の砥石に移動して、所定のサイズに仕上げていきます。
ふちなしやナイロールのときはコバは平らに、メタルやセルフレームであれば、この時点でヤゲンを立てます。

1602033.jpg

ガラスレンズを削る場合は、粗摺り砥石の右隣りの、ガラス用粗摺り砥石を使います。

1602034.jpg

プラスチック同様、仕上がりサイズより数ミリ大きめになるまで削り込んで、プラスチックの時と同じ仕上げ用砥石に移動して仕上げます。

1602035.jpg

つまり、古くなったプラスチック用の粗摺り砥石で削っていたとしても、それで最後まで仕上げるわけではないということです。
なので、仕上がり具合への影響はないと考えるのが妥当と考えます。


不安その2
交換した砥石と同じように、仕上げ用の砥石も古くなるではないか。仕上げ用の砥石が古ければ、仕上がりに影響するのではないか?

回答
プラスチック粗摺り用砥石は交換するしか方法がありませんが、ガラス粗摺り用・仕上げ用・鏡面加工用・ハイカーブ用・溝掘り用の各砥石は、店でのメンテナンスが可能なため、通常は交換せずに対処します。

仕上げ用の砥石であれば、その砥石用の砥石がありますので、

1602038.jpg

それを使って、研ぎます。

1602036.jpg

一定の枚数を削ると、加工機のほうからメンテナンスをしてくださいという案内が表示されますが、私はその表示が出る前に対応しています。
ただし、何枚削ったら研ぐといった明確な目安を設けているわけではありません。
また、1枚削ったら研いで、といったようなこともしていません。

現状、このレベルのメンテナンスで、仕上がりに影響が出ているとは考えておりません。

また、加工機とは別に、面取りをしたり、手作業で修正したりするための機械もありますが、

1602039.jpg

こちらも、砥石がありますので、私の判断で適宜メンテナンスをしています。

1602037.jpg


以上のように、必要なメンテナンスはしておりますので、現時点においては、砥石のせいで仕上がりが悪くなるのではないか、という心配なさらないでよいと考えます。

本来は、前回の記事の中で、ここまで触れておくべきであったと思います。
私事になりますが、現状、これまでのようにブログに時間を費やすことができなくなっておりまして、特に今年に入ってからは手抜き・説明不十分の記事が多くなっていると思います。
当該記事も、その影響で尻切れトンボになってしまいました。
(この記事自体も、十分な説明ができているかと問われれば疑問ではあります)

「そんないい加減な気持ちでやるなら、ブログなんてやめてしまえ」というご意見もあるでしょうが、当面はできる範囲で続けていきたいと考えております。

今回は、当方の不手際により、余計なご心配をおかけしてしまったかもしれません。
深くお詫び申し上げます。





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