キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

就学前セルフチェック

息子の就学前検診が近づいてきたので、視力のチェックを。

以前にお話ししたように、裸眼視力については、原則として各家庭にて遠見のみをチェック、視力が1.0に満たない場合は検診時に再検査、という流れです。

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なので、自分たちでやりました。

通常の視力測定は、上画像のように非測定眼を遮蔽してやります。
この測定のデメリットは、遠視の場合に測定結果の信頼度が低下する可能性があることでしょうか。

それなりの度数の遠視であれば、片眼視での遠見裸眼視力は低下しますが、片眼視下ではピント合わせの機能が働きやすいため、特に年少者の場合ですと、、そこそこの度数の遠視であっても良好な遠見視力が測定されることが少なくありません。

片眼を完全に遮蔽する代わりに、まず両眼ともに凸レンズをしばらくあててボケて見える状態を維持させてから、片眼の凸レンズを外し、「片眼のみがボケて見える」という状態で測定すると、ピント合わせの機能の作動を抑制させやすいので、信頼度は多少向上するかと思います。

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もっとも、遠視の発見を念頭におくのなら、この方法で裸眼視力を測るよりも、両眼が凸レンズでボケた状態から片眼のみ凸レンズの度を減らしていくことで「最高視力を得る凸レンズの度数」を測ったほうが早いと思いますし、そこまでするくらいなら、静的レチノスコピーをやるとか、眼科で調節麻痺剤を使用しての屈折検査をしてしまったほうがベターな気がします。

いずれにしても、ご家庭ではできませんよね。

そのため、検診をすり抜けてしまう遠視のお子さんが、毎年何人も出ることになるわけです。
一段階とか二段階程度の遠視なら、すり抜けてもそこまで問題にならないというか、発見されたとしても、経過観察になる可能性は高いかと思いますが、経過観察にするのはどうかと思うレベルの遠視もすり抜けてしまうのが実際のところではないかと推察いたします。









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  1. 2015/11/16(月) 23:35:57|
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