キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

レンズが傷んでくると

すべてのレンズがそうなるわけではないですが、結構長期間にわたって使用されていたレンズの場合、こんな感じにコーティングが傷んでいる場合があります。

ixy_20150802_01.jpg

↑中央の白っぽいライン(蛍光灯の反射光です)のあたり、レンズ面が滑らかでないのがわかりますよね。

このレンズを通して見てみると、レンズ面のダメージのために、

EOS_04159a.jpg

ところどころぼやけて見えるようになります。
(画像クリックで拡大します)


このような状態では、本来ならレンズメーターできれいに見えるマークが

1508022.jpg

滲んで見えてしまいますし、

1508021.jpg

デジタル式のレンズメーターで、このレンズを調べてみますと、本来は-3.00Dのはずなのですが、

1508023.jpg

弱い乱視度数が入った状態で測定されます。


以前、「このメガネと同じ度数で作ってください」と言われて渡されたメガネのレンズがこんな状態になっていたことがありました。
そのメガネは、だいぶ前に眼科処方箋で作られたもので、最近、同じ眼科で度数を測ってもらったところ、その度でいいと言われたとのこと。
ただ、処方箋をもらってこなかったので、レンズの度数を調べてくれればわかるでしょう、というわけです。

レンズメーターで測ると、上記のような弱い乱視が出るのですが、お客様は「乱視は入っていない」とおっしゃいます。
レンズがこの状態では、正確に度数が測れないので、当店での検眼をさせてほしい旨お伝えしたのですが、「眼科で度は同じでいいと言われているので」ということで、当店での検眼に前向きではありません。
結局、後日に、眼科のカルテに控えてある度数を確認してもらって、その度でお作りすることになりました。

納品時、度は同じなのに「すごくよく見える」とおっしゃられまして。

それだけレンズの痛みで見えにくくなっていたということなのですが、徐々に傷んできていたので、ご本人は気づかなかったのでしょう。


「何となく見えにくくなってきた」という場合、度数が変化していたり、目に病気があったり、といった理由以外に、こんなケースもありますよ、という話でした。












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  1. 2015/08/02(日) 23:11:55|
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