私は、下記のような分類というか区分けをすることが多いです。

(メガネの一心堂ホームページより)
これまでにも何度となく申し上げてきたと思いますが、入力→情報処理→出力、という考えかたです。
この中の「入力系」には、
・視力
・調節
・輻湊・開散
・眼球運動(サッケード・パスート)
といった要素が含まれています。
入力系に弱さがあれば、その影響は視覚情報の処理・および出力(ここでは眼と手の協応)に及びます。
入力系に含まれる上記の要素は、眼鏡店でチェックができるものです。
(情報処理や出力のチェックも、できる店ではできます。)
つまり、眼鏡店の業務というのは、「見る」という作業を効率的に行なうための基礎となるべき部分を担っていると言っても過言ではありません。
当たり前のことのはずですが、今般、その認識が薄くなってきているようにも感じます。
自分たちが携わっている仕事は、人の人生を左右しかねないものであるという認識を、改めて自覚する必要があるでしょう。
- 関連記事