キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

同じ「0.1」の違いでも

我が国で視力を表すときは、0.1とか0.5といったように、小数視力を用いるのが一般的です。

0.1→0.2→0.3というふうに、0.1ステップで表します。
(0.1未満のときは、必ずしもこの限りではありませんが。)

それでは、視力0.1の人が0.2に向上した場合と、視力0.9の人が1.0に向上した場合とでは、視力向上の実感具合は同じなのでしょうか?

カメラの前に凸レンズをあて、疑似的に視力ごとの見えかたを再現してみました。

まず、1.0の世界

EOS_03725.jpg


0.01の視標が、どうにか判断できるレベル

EOS_03729.jpg


同様に0.05

EOS_03728.jpg

0.1

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0.9

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あくまでも疑似的なものですし、たとえば「最高視力0.1」に当てはまる度数の幅は広いですから、どこまで正確かと問われると難しいですが、少なくとも「0.9から1.0」への0.1の変化よりも、「0.01から0.05」への0.04の変化や、「0.01から0.1」への0.09の変化のほうが、視力の向上感が確実に感じられるのではないかと思います。

なぜ、0.1ずつの変化の幅が、これほど違うのかについては、「視角」の話が出てきたりして、ややこしくなりますから省略します。

眼疾患その他で、現在の矯正視力が0.01だった人が、矯正しなおして何とか0.1になったとき、我々の感覚としては大して変わらないのではないかと思われるかもしれませんが、実際には「よく見える!!」と言われるのは、このような少数視力特有の背景があるからなのです。



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  1. 2014/11/02(日) 23:05:45|
  2. 視機能・視覚・検査など
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