キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

返答の明確さ

日本人を検査するのに比べれば圧倒的に数は少ないのですが、アメリカ人(もしくは英語でないと意思疎通ができない人)を検査してきた中で、感じることがあります。

それは返答の明確さです。

たとえば、乱視を検出するためのクロスシリンダーテスト。

一枚目のレンズの見えかたと

1405186.jpg

二枚目のレンズの見えかたと

1405185.jpg

どちらがマシか、あるいはどちらも大差がないかを問うものです。

ランドルト環や文字の代わりに、たくさんの点が集まった視標を見せるケースもあります。

一枚目と

1405184.jpg

二枚目

1405183.jpg

聞いていることは同じです。
甲乙つけがたければ、「どちらも(ほぼ)同じ」という返答をこちらは期待しています。


英語で検査をしているときは、
"No.1 is better"
"No.2 is beteer"
"almost the same" 
大抵はこの三つの返答のどれかが返ってきます。
(表現方法は違うことはありますが、言っている意味は同じです)

これが日本人相手の検査ですと、

「一枚目は右上に伸びる感じで」

1405182.jpg

「二枚目は左上に伸びる感じで」

1405181.jpg

と、見えかたの解説をされたり、

「一枚目は明るく見えて、二枚目は濃く見える」などと、こちらとしてもどう受け止めればよいか迷う返答が来ることが少なくありません。

これはもちろん、こちらの指示の出しかたがよくないというのもあるのですが、英語で検査するほうが指示の出しかたは簡潔なので、むしろ英語での返答のほうが(指示がわかりにくくて)曖昧になるような気もするわけで。

クロスシリンダーテストに限らず、「Yesか、Noか」「どっちがよいのか」という問いかけに対しては、日本人のほうが微妙な返答になることが多いように感じます。

それが国民の気質の違いなのかなと思ってみたり。

まぁ、英語圏の人は「こいつに細かいことを言ってもわかんねぇだろうから」ということで、あっさりとした返答をされているだけかもしれませんが・・・





関連記事
  1. 2014/05/18(日) 23:12:53|
  2. 視機能・視覚・検査など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://optkibebe.blog55.fc2.com/tb.php/2099-87f0cdf2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad