キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

スーパーの元日営業について思うこと

私がダイエーに入社したのは1993年。
営業時間が10時~20時の時代でした。

1994年の元日は、店は休業。
1人暮らしで初めて迎える正月、カセットコンロで焼いたお餅を食べながら過ごしました。

私は文具・玩具売り場の担当でしたが、1月2日はお年玉を握りしめてスーパーファミコンのソフトを買いに来る子供たちや、泥縄的に年賀状を買い求める大人たちの相手で1日中忙しく「初売り」という感じがしたものです。


翌年の元日、私のいた店は休業でしたが、神戸ハーバーランドの店舗が営業をしました。
「モザイク」などの商業施設に隣接する地域にあった店舗で、人の流れが多かったこともあり、営業は成功したそうで。

それに味をしめたのか、その翌年、ダイエーは全店(ではなかったかもしれませんが)元日営業を始めました。
テナントに入っているお店も、その多くが一蓮托生です。
他の大手スーパーも同じように元日営業しているところが多かったですので、元日営業がスーパー業界のスタンダードになった年のような気がします。

このときは、私は神戸ハーバーランドの新店に異動していまして、年末は閉店が22時だったものですから、大晦日は帰宅してすぐに新年が来て、あっという間に仕事始めでした。

私は一人暮らしでしたし、元日に出勤することで何かが犠牲になることもなかったですが、業務を終えて「ではまた明日、よいお年を~」、というのは風情も何もあったもんじゃないなと思ったものです。


ちなみに、今はどうだか知りませんが、当時は「三が日」に出勤すると、お手当てがいただけました。

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↑多分1995年にいただいたもの。いまだ手を付けず保管中。


そんなわけで、この元日営業、本当に必要なのだろうかと、毎年感じているのであります。
近くのスーパーが、元日に営業していないと、国民の大多数が本当に困るでしょうか?

そりゃ、営業していれば便利なのはわかります。
でも、営業するということは、そこで働く人がいるということです。

当店からそれほど遠くないところにできたダイエーで、早朝商品補充のパートをしている「家庭の主婦」は、元日も朝4時から出勤だそうです。
もちろん、年末年始に働けるという条件で採用されたそうなので、従うしかないでしょうが、それってどうなのかなと思います。

それは社員だって同じであって、元日に仕事をすれば、家族と共に新年を迎え、子供たちにお年玉を渡して団欒をするという、元日のごく一般的な1日の過ごしかたができないことになります。

もちろん、元日だからといって休むことができない職種の人たちも大勢います。
でも、そういう職種は昔からそうだった、いわば必要だから休めないわけです。

逆に、昭和の終わり・平成の初めに元日休業していた店は、大勢に影響がないから休んでいたのですから、昔のように休んじゃっていいんではないでしょうかね。

元日というのは、アメリカ人にとってのサンクスギビングみたいなものであって、日本人にとっては特別な日なのですから、休める店・人はしっかり休んで、2日からまた一生懸命働きましょうよ、日本古来の伝統を大事にしましょうよ、と。

もっとも、元日営業が一般的になっている今の時代では、逆に元日に休むのは違和感が大きいのかもしれませんが。

「当社は、元日は休業します」と手を挙げる大手スーパーが出てこないものかな、と個人的には思います。

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  1. 2013/12/28(土) 23:02:04|
  2. どうでもいい日常
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