キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

角膜乱視

乱視の原因として大きなウェイトを占めると思われるのが角膜の湾曲具合、すなわち角膜乱視です。


この角膜乱視を調べる装置の1つがケラトメーター。
当店では、オートレフラクトメーターとケラトメーターが合併したものを使っています。

被検者に装置の中を覗いてもらっているとき、検者が見ている画面。

1305105.jpg

角膜乱視が少なければ、上記の画面中央の四角い枠を囲んでいる丸(マイヤーと呼んでいます)はほぼ正円になります。

1309104.jpg

3段階の角膜乱視があることがわかります。


屈折異常として考慮される乱視は厳密には「全乱視」と呼びますが、全乱視=角膜乱視となることは稀でありまして、全乱視が角膜乱視より増えたり、減ったりすることが普通です。

角膜乱視より増えたり減ったりさせる部分を「残余乱視」と呼びます。
水晶体の乱視、その他の要因により生じる乱視です。

ですので、全乱視=角膜乱視+残余乱視と考えるのが理にかなっています。

ただ、一般的には角膜乱視が強ければ強いほど、全乱視も強くなることが多いです。


角膜乱視が強いと、マイヤーのゆがみも大きくなります。

1309102.jpg

この場合の角膜乱視は「-7D」、かなり強い部類に入ります。

1309101.jpg



こちらのケースは、ケラトメーターでの測定が「エラー」となってしまってできません。

1309103.jpg

マイヤーのゆがみかただけでは判断できませんが、ゆがみかたが不自然な場合は角膜の形状が不整なこともあります。
そうであると、眼鏡レンズでの矯正はなかなか厳しくなってきますので、ハードコンタクトレンズが対処法となることもあります。

角膜の形状を詳しく調べるには、高価な別の器械が必要となりますが、当然ながら当店にはありませんです。






関連記事
  1. 2013/09/10(火) 23:52:12|
  2. 視機能・視覚・検査など
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://optkibebe.blog55.fc2.com/tb.php/1863-88cad7f5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad