キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

3歳半検診での視力測定

息子の3歳半検診に関する書類が送られてきました。

視力測定と聴力測定を各家庭で行なうようにと指示があります。
聴力測定はひとまずおいておいて、視力測定に関しては、こういう用紙が同封されています。

IMG_1595.jpg

上が本番用の視表で、下が練習用の視表です。

字つまり視表ではなく、字ひとつ視表で行なうわけです。
用紙が真っ白ではないので、コントラストが低いのが気になりますが、経費がかさむので仕方ないのでしょう。
子どもが手に持つためのランドルト環を厚紙で作ってください、とありました。


これは業務用のアクリル版ランドルト環です。
我が家では、これを使うことにします。

sample.jpg


小児眼科の本に、幼児の視力は「年齢×0.2」が、字詰まり視表で測定した時の目安、と書かれていました。
3歳であれば0.6くらいが目安(これくらいの視力があれば経過観察でよい)になるということですね。

字ひとつ視表であれば、もう少し視力は向上するのだろうと思いますが、少なくとも3歳児に対して1.0とか1.2といった視力を求める必要はないわけです。
(眼疾患や斜視等の視力の発達を阻害する理由がなければ、ほぼ全員が視力1.0に到達するであろう年齢は6歳と、勉強会では聞きました。)

では、3歳半検診では、どの程度の視力を求められているのか、気になるところです。


上述の「本番用」のランドルト環の全長を測ってみると・・・

1303221.jpg

およそ7.5mmでした。

これは、「検査距離5メートルのときに、1.0の視標」に相当する大きさです。

しかし、3歳半検診では、検査距離を2.5mで行なうように指示されています。
ですから、この全長7.5mmのランドルト環の判別が2.5mの距離でできたとしても、視力1.0とはなりません。
このときの視力は0.5になります。

すなわち、相模原市の3歳半検診においては、視力0.5が得られるかどうかを基準にしているということでしょう。


視力測定は片眼・両眼どちらも行ない、片眼測定時には非測定眼に眼帯をするように指示されています。
完全に遮蔽する必要があるからですね。

ランドルト環は4方向を提示し、方向によって答えられないものがないかをチェックします。
これにより、大きな乱視がないかの推測が可能です。

IMG_1590.jpg
IMG_1591.jpg

その他、主に斜視の有無を判定するための質問事項がつらつらと。

IMG_1592.jpg
IMG_1593_20130322191933.jpg


うちの息子、遊び半分でも視力測定には慣れているので、字ひとつ視標であれば、5メートルでの両眼開放下(非測定眼を完全遮蔽する代わりに、強い凸レンズでボヤケさせる)での測定もできますが、指示された通りの方法で測定しようと思います。
眼帯は嫌がりそうですが・・・


オプトメトリストおよび視能訓練士としては、それだけで終わらせてしまったら「子どもの使い」になってしまいますので、近見視力測定静的レチノスコピーも、ついでにやっておくことにしましょう。


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