キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

眼鏡学校シリーズ 入試編

ブログネタを考えるにあたり、何かシリーズで連載できるものをと思いめぐらせまして、眼鏡学校時代の話でもしてみることにしました。

「眼鏡専門学校」というのが存在することすらご存知ないかたが多いと思うので、どんな勉強をするのか、というのが何となくでもわかってもらえればな、と思います。
私が通っていたのは、20世紀末ですので、今とは違う部分もあるでしょうが、そこはご了承ください。


1996年の秋、私は勤務していたダイエーを辞めて父の経営する「一心堂」で働くことを決めました。
働くにあたって、メガネを専門にやるということになり、それならば眼鏡学校へ入って、最低限の専門知識を身に付けてきてもらいたい、という話になったのです。


どこの学校へ行くかを決めねばならず、東京・高田馬場にあった早稲田眼鏡専門学校(当時)、と名古屋のキクチ眼鏡専門学校が候補に上がり、どっちに行くか決めなさいと。

早稲田は2年制、キクチは4年制ですが、キクチに関しては大卒・短大卒は2年間で卒業できる「専攻科」が用意されており、修業年限は一緒です。
(現在、早稲田眼鏡専門学校は、日本眼鏡専門学校と統合し、大久保に場所を変え、3年制の東京眼鏡専門学校となっています)
早稲田は2年次の午後は、どこかの眼鏡店で研修勤務をするようなカリキュラムになっていた気がします。
そのため、2年間での学内での講義内容はキクチよりも少なくなります。

私はどうせ勉強するのならしっかり理論を学びたいと考えていたので、講義が充実しているキクチに魅かれまして、キクチに入ることにしました。
もっとも、そのときは、オプトメトリストなんて言葉も知りませんでしたし、自分がアメリカに行ったり、学校のパンフレットに載ったりするようなことになるとは、全然思ってもいませんでした。


しかし、キクチに入りたい、ではどうぞ、とはなりません。
ちゃんと入試があったのです。

今でこそ、専攻科の選考は面接のみですが、当時は4年制志望者と同様の試験を受けねばなりませんでした。
科目は、必修の数Ⅰと、国語・英語のどちらかを選択、そして面接でした。

志望理由が明確のため面接で落ちる要素はないとして、選択問題は古文・漢文が出ないというので国語(現代文)にすれば問題はないはずで、ネックは数Ⅰでした。
「私大文系狙い撃ち・選択科目は日本史」だった私は、高校数学を真面目に勉強していませんでしたので。

学校案内のパンフレットを取り寄せた際、過去の入試問題が同封されておりまして、それを見た限り難易度は教科書レベルと判断。
ダイエーの最終出勤日翌日に実家に帰り、数Ⅰの教科書と教科書ガイド・「解法のテクニック」という参考書を引っ張り出して神戸に戻りました。
試験日まで10日ほど、10年ぶりに数Ⅰの勉強をしたのです。

高校時代の数Ⅰの授業は、ひたすら先生の用意した問題を解いていくスタイルで、定期テストの学年平均は20点前後と、やたらと難しく、教科書は一切使わなかったので、なんで教科書ガイドを買っていたのか不明なのですが、そのおかげで教科書の例題や練習問題の答え合わせができて助かりました。

時間もそれほどあるわけではないので、とにかく公式を覚えることを念頭において取り組んだものの、本番では肝心の公式を忘れてしまい、解答できない問題がチラホラと。
出来は良くなかったと思うのですが、現代文と面接はそつなくこなし、お目こぼしをいただけました。
(学校で勉強していくにあたり、数学的センスは必要です)

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これで、名古屋行きが決まりましたので、住み家を探さないといけません。
当時26歳だった私は、20歳前後の連中と机を並べることに、何となく不安もありました。

その辺の話は、また後日。






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  1. 2012/10/13(土) 23:02:22|
  2. 眼鏡専門学校のこと
  3. | トラックバック:0
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  1. 2012/10/14(日) 16:20:37 |
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