キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

名古屋ビジョントレーニング研究会

7月25日(火)、「第5回 名古屋ビジョントレーニング研究会」が開催されます。

場所はもちろん名古屋。
去年と同じ、名古屋国際会議場です。

私は、今回も懲りずに、総合司会として参加します。

講師は、
小学校教諭として教育の現場でビジョントレーニングに取り組まれている、公文美貴先生、井阪幸恵先生。
第9代WBA世界スーパーフライ級王者・ 日本視覚能力トレーニング協会代表理事の飯田覚士先生。
ジョイビジョン愛知代表 井上敬康先生。
ジョイビジョン代表 北出勝也O.D.
の5名。
すぐに生かせる実践的なお話をしていただきます。

また、今回は1時間ほど、ディスカッションの時間を設けました。
具体的にどのような形にしていくか、細部はまだ検討中ですが、有意義なものにします。

閉会後は自由参加の名刺交換会を同じ会場で行ないます。
先生がたへの質問をされたり、志を同じくするかたとの人脈を広げたり、ご活用ください。

申し込みは例年同様、HPからのみとなります。

こちらから。

なお、ご参加対象も例年同様に「教育関係者・療育関係者・保護者・医療関係者」とさせていただいております。

したがって、申し訳ありませんが眼鏡店のかたのご参加はご遠慮いただいております。
「おまえだってメガネ屋じゃないか」と言われるかもしれませんが、私は主催者側の人間ですので。
その点、ご理解賜りますようお願いいたします。

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  1. 2017/03/08(水) 23:45:23|
  2. ビジョントレーニング
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「発達障害の子のための すごい道具」

発達障害の子どもたちが苦手としている物事を、少しでも手助けできるようにと考えたとき、「こんな道具があったらいいな」と思うことがあります。

そんな道具をいろいろと紹介している本です。

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ここに紹介されているものを参考に、新たなツールを探したり、作ったりしてみるのもよいと思います。


  1. 2017/02/01(水) 23:42:57|
  2. ビジョントレーニング
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おうちで簡単 ビジョントレーニング

日本視覚能力トレーニング協会代表理事を務める飯田覚士さんの著作です。

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理論的な話は最小限度に抑え、様々なトレーニングメニューの紹介にページを割かれています。
12週間分のメニューと、グループトレーニングのメニューとが、豊富な写真でわかりやすく解説されていますので、全くの初心者さんにも取り組みやすいと思います。

一読されれば、「ビジョン」トレーニング、といいつつも、体を動かす「粗大運動」にウェイトを置かれているのがわかります。
その理由は、当ブログでも再三にわたり述べてきました。


これまでご紹介してきたビジョントレーニングの指南書同様、おすすめの一冊です。





  1. 2016/12/29(木) 23:50:36|
  2. ビジョントレーニング
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THE WORLD'S HARDEST MAZE

パシフィック大学のVTルームに貼ってあった一枚のポスター。

3D puzzle

不覚にも、初めて目にしたとき、言わんとするところが分かりませんで、「3D pictureだ」と気がつくまで、しばらくの日数を要しました。

私はこの手の絵を見るのは得意芸の1つですが、この迷路をやるには、眼を動かすのと立体視を維持するのとを同時に行なわなければならず、確かに難しいです。

で、「このポスター、欲しいなぁ」と思いつつ、特に自分から探すこともせずに、15年過ぎました。

ようやく入手です。

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パネルに入れて吊るそうと思ったものの、吊るすスペースが店内にありません。

入手早々、お蔵入りです。


  1. 2016/12/23(金) 23:03:31|
  2. ビジョントレーニング
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シン・アボロ

視覚認知トレーニングの王道として使われていた「シェイプ・バイ・シェイプ」



これが入手困難になったため、木製の「アボロ」が登場しました。

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そして、「アボロ」もまた入手困難になり、登場したのが「シン・アボロ」

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素材が硬質のスポンジに変わりました。
木枠は「富士ヒノキ」という良質素材を使っております。

アボロ同様、課題と解答が付いてきますが、

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今回は、一部の解答が原寸大シートになっておりまして、

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まず、見本の上に重ねて形をつくる、という難易度を下げたトレーニングがやりやすくなっております。

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  1. 2016/12/17(土) 23:50:03|
  2. ビジョントレーニング
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間違い探し

視覚情報処理のトレーニングとして「間違い探し」が有効であることは以前お話ししました。

これは新書サイズのものです。

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「間違い探し」は、たいていの場合、2つの絵が並べて提示されています。
交互に見比べながら、違うところをスキャニングしていくのが一般的かと思います。

この本の中に、こんな課題がありました。

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もう一枚の絵が、並んでいるのではなく、違うページにあるのです。
これだと、交互に見比べるのが難しくなります。

難易度を上げるには、いい方法だと思います。



  1. 2016/11/18(金) 23:43:49|
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黄変

両眼視機能トレーニングのツールのひとつに「トラナグリフ」と呼ばれるものがあります。

赤と緑で描かれた図柄を、赤と緑のフィルターを通して見ることで、まず「同時視」の状態をつくり、「融像力」を鍛えていくものです。

これは、上下方向の融像力増強トレーニングに使うもの。

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上下方向の融像トレーニングは、あまり効果が望めないというのが定説なのですが、一応用意しています。

一方で、水平方向の融像力増強トレーニングはポピュラーです。

昨日、ちょっと使うことがあって、久しぶりに引っ張り出してみましたら、そのうちの一枚が、

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思いっきり黄色味を帯びていました。
すべて同じ箱の中にしまっていまして、他はおおむね無事だったのですが、同じような状態なものが、もう一枚。
貸し出ししたりしていたので、日に当たることが多かったのかもしれません。
使うぶんには、用は足せますので、廃棄するほどのことではありません。

まぁ、なんといっても、15年前、21世紀を迎えて早々に買ったものですから、経年変化は当然ですね。

もう15年経ったのか・・・
とも思いますけど。




  1. 2016/08/31(水) 23:35:31|
  2. ビジョントレーニング
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伝言ゲーム?

電話でこんな質問を受けたことがあります。

「眼のトレーニングで発達障害が治ると聞いたんですが、本当ですか?そんなの信じられないんですけど」

そうですよね、信じられないですよね。
信じられなくて当たり前です。

だって、だれもそんなこと言っていませんもの。
きっと、人づてに話が伝わっていく過程で、過大評価されてしまったのでしょう。

大きな誤解をされているかたがおられるのですが、ビジョントレーニングでは「発達障害そのものを治す」ことはできません。

発達障害を抱える人たちの中には「視覚」に関連する能力の弱さを持っていることが少なくありません。
ビジョントレーニングを通じて、その弱い部分を(少しでも)改善できることは珍しくないのですが、中には改善が難しいこともあります。
もし改善できたとしても、それは「発達障害が治った」わけではありません。

ですが、たとえ、その人の抱えている問題の1つでも2つでも、トレーニングを通じて改善ができるのであれば、そしてそれにより少しでも生活が・勉強がしやすくなるのであれば、それは立派なトレーニングの効果だと思います。

上記のお電話をくださったかたは「治らないのなら、やったって意味がない」みたいな感じの様子でしたが、私たちは決して意味がないとは思っておりません。

もっともっと、広く・正しく、ビジョントレーニングを伝えていかなければなりませんね。

あさっては、名古屋でビジョントレーニング研究会です。

おかげさまで定員に達することができました。
申し込みをされていないかたが当日いきなり来られても、ご参加いただけませんので、ご容赦ください。





  1. 2016/07/31(日) 23:25:39|
  2. ビジョントレーニング
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昔の遊び

自宅に、けん玉があります。

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一般に「ビジョントレーニング」というと、「眼」そのもののトレーニングと理解されがちですが、「視覚」というのは「前庭覚」や「固有受容覚」とも密接な関係があるわけでありまして、全身を動かす「粗大運動」であったり、指先などを動かす「微細運動」というものも、当然「視覚」とは無関係ではありません。

ですから「ビジョントレーニング」の一環として、たとえば体を動かすトレーニングをすることは、決して的外れではなく、むしろ大切なことだと認識しております。

そういった観点から考えると、いわゆる「昔の遊び」、すなわち、竹馬であったり、ゴム跳びであったり、お手玉であったり、折り紙であったりというのは、それ自体が、立派なビジョントレーニングの一助であるといえるでしょう。


それを言い出すと、「テレビやパソコン、モバイル端末を利用するゲームも、眼と手の協応トレーニングじゃないか」という話になるかと思います。

確かに、ビジョントレーニングアプリとして、これまで紹介してきたものもありますので、そう言えるかもしれませんが、格闘ゲームがうまければ実際の格闘技もうまいのか?
カーレース系のゲームがうまい人が同じことを実車でできるのか?
というと、必ずしもそうとは言えないでしょう。

実際に体を動かしてやってみる、ということにこそ、価値があるのだと思います。




  1. 2016/05/23(月) 23:39:00|
  2. ビジョントレーニング
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体を動かすこと

先日の、支援級担当の先生がたとの勉強会で話をさせていただいたとき、バランス感覚(前庭覚)の重要性について少し触れました。

その話の流れで、現在、外で、公園で、体を動かして遊ぶ子供たちの姿を見かけることが少なくなったのは、いかがなものかと思います、ということになりました。

たとえば、滑り台を逆走したり、



ブランコの椅子に腹ばいになって揺られたりするのは、体を動かすという観点からのみで考えれば、私はよいと思っています。

でも、公共の施設においてはご法度ですよね。
ルールやマナーを守ることは大切ですし、仕方ないと思います。
先生がたも「それは、やっちゃダメって言っちゃうよね。顔から落ちたりしたら大変だしね」とおっしゃっていました。
よくわかります。
私が教師だとしても、ダメと言うでしょう。

今、街の公園では遊具が撤去され、ボール遊びは禁止され、鬼ごっこをすれば「子供の声がうるさい」と言われ、結局ベンチに座ってゲームをやるという、何だかよくわからない光景が目に付きます。

もちろん、環境面だけでなく、治安の問題をはじめ、さまざまな要因がありますが、
「時代が、体を動かして遊ぶことを許してくれない」、そんな気持ちになります。

体を動かして遊ぶ、というのが、子供の発達の過程において、どれだけ重要なことなのか。
私たちが子供のころに、当たり前のようにできていたことが、できなくなってしまっている現状が何を意味するのか。

外で遊ぶという簡単なことが、とても難しいことになってしまっています。
これを解決するには、いろいろな方面からのアプローチが必要になるわけで、一筋縄ではいかない問題でしょうが、それでも何とかしていかないといけないことです。


  1. 2016/04/25(月) 23:20:43|
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セミナーのご案内

毎年恒例となりました、視覚トレーニング協会主催の「名古屋ビジョントレーニング研究会」。

4回目となる今年は、8月2日(火)に、名古屋国際会議場にて開催されます。

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私は懲りずに、総合司会としてお手伝いをさせていただきます。

今回は、大阪LDセンター・奥村先生のお話に大きく時間を割いております。
もちろん、北出O.D.をはじめとして、ビジョントレーニングを実践されている先生がたの貴重なお話もお聞きいただけます。

まだ先の話ですが、お申し込みはお早めに、下記HPからメールにてお願いいたします。

http://vtg.client.jp/20160802.htm



  1. 2016/03/11(金) 23:27:10|
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太鼓の達人

「太鼓の達人」というゲームが、ゲームセンターにあります。
画面の指示通りに太鼓をたたくというシンプルなルールですが、「眼球運動」と「目と手の協応」が要求されます。

iPadでもアプリがありまして、だいぶ前にインストールしていたのですが、去年の春ごろから息子が興味を示しました。

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最初は、やりかたがわかっているのかいないのか、超適当でしたが、そのうち上達し、簡単モードならノーミスで終えられるようになりました。

夏が終わるころには、私よりも上手になりました。
ゲームセンターで実機をやらせても、iPadでやるのと遜色ありません。

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「太鼓の達人」が、結構うまくできるようになってきてた辺りから、実生活でもいろいろなことが(息子なりに)上手にできるようになってきました。
単純に、成長過程とのタイミングがマッチしただけの可能性もあり、必ずしも、「太鼓の達人」効果によるものとは言えないのですが、繰り返しやることで「だんだん、上手になっていく」という経験を得ることは、とても大切なことととらえています。



  1. 2016/01/26(火) 23:03:35|
  2. ビジョントレーニング
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目玉おやじ

目玉おやじがたくさん。

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こんな風にピラミッドを完成させます。

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単純ですが、立派な目と手の協応トレーニングです。

決して難しいものではありませんが、両手でなく片手とか、指ではなく箸を使ってやるとか、難易度はいろいろ変えられます。

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  1. 2015/12/28(月) 23:36:12|
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麻雀のすすめ?

昭和のサラリーマンの必須科目といえば、麻雀とゴルフだったのではないかと思います。

私が麻雀を覚えたのは高校1年の時でした。
学校の帰りに、同級生の広瀬君の家に、友達二人と一緒にお邪魔して、実戦形式で教えてもらいました。

まずは役を覚えなければいけないと、本を買い、

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自主練のために、中古ショップで牌とマットも買いました。

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といっても、センスがなかったのか、それほど上達したわけでもなく、換算表を見ながらでないと点数計算ができない、というレベルです。

大学時代も、何度となく卓を囲むときがありましたが、上手な人とやるのは迷惑をかけてしまうために憚られましたので、似たようなレベルの友達と、気楽に楽しんでいました。


で、この麻雀、「ギャンブル」という目で見られがちですが、視覚機能を駆使するゲームでもあります。

牌を上手にかき混ぜて、山に積むのは、目と手の協応がモノを言います。
相手の捨て牌を見極めるためには、正確な眼球運動(特にサッケード)が不可欠です。

手牌を見ながら、今後の方向性を考えるには、視覚形態完成の能力が要求されますし、

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似た牌を間違えないためには、視覚識別が必須です。

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視覚空間関係や、形の恒常性が備わっていないと、

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上記の4つの牌が同じものであるという認識はできません。

なんだか、取ってつけたような理屈ですし、それを言い出したら「ドンジャラ」でも「トランプ」でも同じなわけですが・・・

あと、仲間内でワイワイ楽しくやるためには、コミュニケーション能力も要求されます。
これは、コンピューター相手にひとりでやるのと、決定的に違う部分ですね。

お年寄りの脳の活性化にも、麻雀はよいと思います。
良い意味で、もっと注目されてもいいのではないかと、個人的には感じています。




  1. 2015/12/16(水) 23:12:15|
  2. ビジョントレーニング
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ペーパーツリー

光モノが好きな息子が買ってもらった、厚紙製のクリスマスツリーもどき。

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色丸の書かれた位置に、同じ色のシール(ちょっと立体的)をチマチマと貼り付けて仕上げていくというもの。

1人でやるのは大変だから手伝ってくれと言われまして、こういう単純作業は苦手ではないものの、色覚異常のある私には、
どっちの色のシールを貼ったらいいのか見分けがつかないところもありまして。

息子に教えてもらいながら貼っていったわけですが、貼っていく作業自体は私のほうがはるかに速いわけで、チャッチャカ貼っていたら「貼るのが早すぎて、息子の貼る分がなくなってしまうから、もう手伝わなくてよろしい」と、途中でお役御免になりました。

で、完成。

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どこにどの色・どの形のシールを貼ったらいいのかを探すというのは、視覚認知でいう「視覚識別」「図と地」といった要素が求められますし、当然「眼と手の協応」も必要ですので、これ自体が立派なビジョントレーニングになるように感じました。


  1. 2015/12/06(日) 23:15:43|
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ジェンガ

ジェンガというゲームがあります。

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積み上げたスティックを倒さないように、一個ずつスティックを抜いて、一番上に乗っけていくというのが基本ルールのようですが、
いろいろルールを決めることで難易度が上がりますし、商品のバリエーションもいくつかあるようです。

これはもちろん、目と手の協応トレーニングとして利用できるものですし、どこを抜いたら倒れるか・安全かということを類推する力も養えます。

当方にあるのは、スタンダードな木製タイプですが、なかなかうまく抜けないスティックが結構あります。
抜こうとすると、全体が動いてしまうわけです。

難しくするために、承知でそういう作りにしているそうですが、子供のトレーニング目的としては、ちょっと使いにくさは否めず。

射的で落とした、プラスチック製のパチモンのジェンガが、我が家のどこかにあったような気がします。
そっちのほうが、やりやすいかもしれません。
捨ててしまったかもしれませんが、探してみることにします。





  1. 2015/11/14(土) 23:16:36|
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EYES ON TRACK

昔の資料を漁っていたら出てきた本。

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小学生向けのビジョントレーニングの本です。

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家庭やクラスで取り組める、簡単なメニューがいろいろ紹介されています。

滞米時代、私が見学に行ったビジョントレーニングを行なっているクリニックに、この本が置いてありました。
「こういったトレーニングを行なったクラスと、行なっていないクラスとで、学力に有意な差がみられたケースもある」
などという話をドクターから聞いたりもしました。

つまり、ビジョントレーニングは、視機能や発達に何らかの弱さや遅れがある子供たちだけではなく、平均的(もしくはそれ以上)の力のある子供たちにも有効であるという、まぁ当たり前の話だったりするのですが。

そのころの私は、帰国の前に、なるべくいろいろなトレーニングの資料や、トレーニングに使えるグッズを集めておこうと考えていたので、知育玩具のお店を周っては、「ラッシュアワー」や「シェイプ・バイ・シェイプ」のようなパズル系玩具その他もろもろを買ったりしていました。

そんなとき、本屋で偶然、上記の本を見つけて迷わず購入したのでした。
当時の日本ではほとんど見られないこの手の本が、本屋で普通に売られていること自体、すごいなと思ったりしたものです。

クリニックに置いてある、保護者に渡すためのトレーニング手引きのプリントは、手当たり次第にもらってきましたし、

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他にも、手引書を入手していたので、

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これらを和訳して、出版しようという野望を抱きましたが、志なかばもいかずに断念。


今は、諸先輩方のご尽力のおかげで、分かりやすい日本語の手引書が、いろいろと出版されています。
ありがたいことです。


  1. 2015/11/04(水) 23:54:08|
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時の迷路

10年前、「時の迷路」という本が本屋さんに並んでいたので買ってみました。

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いわゆる「迷路」以外にも、

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「隠し絵」をはじめとして、視覚認知トレーニングとして使える課題がいろいろあったからです。

その後、同じ作者でシリーズ化されていて、数年前に「乗り物の迷路」というのを買ってみましたら、

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かなりバリエーションがあるようでした。

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当店には、上記の2冊を置いてありますので、フレームの型直しなどでご来店された子供さんが、待っている間にチャレンジされています。

i Padのアプリとしても出ているようですね。


  1. 2015/10/06(火) 23:11:32|
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右向いてホイ

左右の認識が不安定な場合、体の動きもギクシャクしますので、粗大運動からアプローチすることが多いです。

たとえば、「右手を触られたら右手を上げる、右手と左足を触られたら右手と左足を上げる」といった感じで、触られた場所を動かすというトレーニングから、「右手と言われたら右手を上げる、右手と左足と言われたら右手と左足を上げる」といった感じで、刺激を手掛かりにしないで動かすという風に難易度を上げたり、まぁいろいろあるわけです。

自己の左右の認識ができるようになってきたら、次の目標は、相対している人の左右がわかるようになること。
すなわち、向かい合って座っている人の右手は、自分から見たら左手のほうにあるのだ、という概念の確立です。

その手助けとして、こんなゲームはいかがでしょう。

「あっち向いてホイ」というのがありますね。

じゃんけんをして勝った人が「あっち向いてホイ」と指を差し、負けた人は刺された指とは違う方向を向かないといけないというもの。

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これを応用します。

指示された方向を向かないといけない、という約束にするわけです。

つまり「下向いてホイ」と言われたら、下を向くということですね。

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上下は問題ないですが、左右をどうするかというのがポイントです。
この部分を明確にしておかないとゲームが成り立ちません。

ルール①(指示を出される人が難しい)
じゃんけんに勝った人が「右向いてホイ」と言いながら右に指を差したら、
負けた人は、勝った人から見ての右(つまり、負けた人にとっての左)を向かなくてはならない

セーフのパターン

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ルール②(指示を出す人が難しい)
じゃんけんに勝った人が「左向いてホイ」と言うときは、負けた人にとっての左に指を向ける
負けた人は、自分にとっての左を向く

じゃんけんに勝った人が負けのパターン

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(指は右に向けないといけない)


ルール①のほうが、やりやすいように感じています。
「右向いてホイ」→「上向いてホイ」→「あっち向いてホイ」といった感じで、織り交ぜてみるのもいいかもしれません。


この手のトレーニングは、どうしてもマンネリ化しがちですので、こういった感じで変化をつけるのも大切ではないかと考えております。





  1. 2015/09/19(土) 23:45:14|
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「発達の気になる子のビジョントレーニング」 

北出勝也O.D.監修の新刊です。

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「発達の気になる子のビジョントレーニング」 ナツメ社

学校の授業や運動などに苦手さを感じているような子供さんが、楽しくトレーニングできるようなメニューを紹介されています。


さて、基本的に、こういった子供さんへのトレーニングというのは、専門家のアドバイスをもらいながら進めていったほうがベターだとは思います。
ですが、その対応ができる施設が極めて少ない現状において(当店も、かれこれ6年近く、環境要因のために新規のかたの受け入れを中止したままですし)、こういった手引書を用いて、独学的に各ご家庭で取り組んでいかざるを得ないというのが、実際のところかと思います。

そうしますと、たとえばネットで本を買ってみたはいいけれど、「中身を見たら自分の子供には難しすぎた」「日々、どういう風に取り組んでいったらよいか、何をどれだけやったらよいかがわからない」といった問題点に直面する可能性は、十分にあると思います。

そもそも発達の程度というのは個人差があって当然で、本に書かれていることすべてが当てはまるわけでもなければ、すべてが指示通りにできるというものでもありません。
ですから、お子さんに応じて、随時アレンジしていくことが必要になります。
でも、それを保護者のかたに、いきなり求めるのは酷でしょう。

本書では、課題が難しい場合に、ハードルを下げて取り組めるようなアイディアであったり、こんなふうにメニューを組んでみてはどうでしょうという一例が示されていたりします。

ただ、それは、あくまでもヒントですので、その通りにやってもうまくいかないこともあるかと思います。
ヒントを参考にしながら、お子さんに合ったやりかたを模索していくことは、大変かと思いますが、やはり保護者のかたの作業になります。

難しいですが、難しく考えすぎず、「どうすれば、この子が上手に取り組めるか」を試行錯誤していくと、お子さんが苦手なことや、得意なことが、より具体的にわかってきますし、こうすればやりやすくなるという「気づき」もあると思います。
それを学校に伝えたり、ご家庭での生活に取り入れてみたりすることが、お子さんへのよりよい支援につながるのではないかと思います。



  1. 2015/05/18(月) 20:49:52|
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