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キベベワールド

「メガネの一心堂」の店長が、タメになること・ならないことをつづります

大きめの玉型でレンズを薄くしたい

たとえば、左右眼共に
S-6.00D 5△ベースアウト
OCD57mm
という処方度数のかたがいたとします。

この場合、耳側のレンズコバ厚が厚くなるのですが、このかたが
54□16
なんていうサイズのフレームを好まれたりすると、かなりの厚みになります。

数字だけ見てもイメージが湧かないかと思いますが、普通ならお顔に対してフレーム(玉型サイズ)が大き目な印象になります。

当店でしたら、ウスカルフレームの中から
40□20
あたりのものをお勧めしてみたいところなのですが、大き目の玉型が好みのかたには到底受け入れていただけるものではありません。

・レンズは薄くしたい
・総重量を軽くしたい
・玉型は大きいほうがいい

こういう要望をおっしゃられても、実のところ難しいです。

高屈折のレンズにしたところで、何ミリも薄さが変わるわけではありませんし、高屈折率レンズのほうが比重が大きいので、レンズ重量はほとんど変化しません。

フレームを軽くすればということで、フチなしフレームを選んだところで、耳側のコバ厚みのために加工が困難であったり、重心が前方に来てしまい、鼻に重さがかかってしまうこともあり得ます。

フレネルプリズムを使用すれば、厚みや重さの問題はかなり解消できますが、フレネル独特の見た目や透明度の低下かネックになります。

コンタクトレンズと度なしプリズムメガネ併用という手段を取るにしても、プリズムレンズの厚み自体はそれなりのものになります。

結局、どこかを妥協していただかないと、どうにもならないということになるのですが、それがなかなか。


「これだけ技術が進歩しているのだから、革命的に薄くなるレンズがどうしてないの?」と言われたりもするのですが、私に言われましても・・・



  1. 2018/10/10(水) 23:50:40|
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メガネ拭き

当店でメガネをお買い上げいただいたかたに差し上げているメガネ拭き。

ixy_20181007_001.jpg

メガネケースの中に敷いていただくため、小さめのサイズ(12×15cm)です。
カネボウのクラウゼンAМBという商品になります。

販売用として置いてあるのは、東レのトレシーです。

ixy_20181007_003.jpg

どちらにも共通して言えることは、「汚れてきたら洗っていただければ、元の性能に戻ります」ということです。

たまに、「拭いてもレンズが奇麗にならない」と言われることがありますが、汚れや油分を拭き取ったものをそのまま使い続けていれば、本来の性能は発揮できなくなります。

ごくごく普通にお洗濯していただければよろしいかと。




  1. 2018/10/07(日) 23:50:13|
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跳ね上げフレームの紹介

決して最新作ということではないのですが、当店在庫にない色味でしたので仕入れたものです。

EOS_2018_08_08_128.jpg

跳ね上げは「無段階調節タイプ」となります。
途中の角度で止められる、ということです。

跳ね上げるか・跳ね上げないかの二択タイプとどちらが良いかというのは、人それぞれで何とも言えません。
跳ね上げ機構部のメンテナンスに関しても、それぞれ一長一短があり、難しいところです。

フルリムかナイロールか、というのも、どちらをお勧めするかは難しいです。
ナイロールのほうが、レンズの天地幅を自店で変更しやすいというメリットはありますし、凸レンズを入れる場合はフルリムのほうが薄く軽くはなります。

ただ、このモデルに関しては、跳ね上げたときに、跳ね上げたフレームの上リムが視界に入りやすいので、「跳ね上げたときに遠くを見る」のではなく、「跳ね上げたときに手元を見る」という使いかたのほうが、上リムが来ならないと思われるため、おすすめかと考えます。



  1. 2018/10/01(月) 23:47:33|
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修理の費用

当店では、フレームが壊れた場合に行なう「ロー付け」と呼ばれる作業は、福井の業者さんに送ってやってもらっております。
(他店購入のものであっても、原則として承ります。)

たとえば、

・鼻パッドを支えている金具が折れてしまった
・フレーム前面とツルをつないでいるネジの部分が折れてしまった
・レンズを保持している金属部分が切れてしまった

などといったとき、ロー付けが必要になります。

ロー付けを行なう箇所は塗装が変色してしまうことになりますが、それについて対処せず、あくまでも補修ができていればいいという「チタンフレームのロー付けのみ」且つ、作業が簡単なものであれば、当店と業者間の往復送料を含めて、三千円台後半の金額をいただくことが多いです。

可能な限り最短納期で仕上げてほしいという場合や、作業が複雑になる場合は、四千円~五千円台になることもあります。
これはあくまでも一般的なチタンフレームの場合であり、18金フレームであったり鼈甲の修理であれば、金額はもっとかかります。

ここで問題になるのが、修理を希望されるフレーム(ないしレンズも併せて)が幾らだったのかということです。

たとえば、「一式五千円で買ったメガネを直すのに、何で四千円前後もかかるんだ」という、話です。

お気持ちはわかるのですが、あくまでも、作業工程によって決まる金額であるため、いくらで買ったフレームなのかということは関係がないのです。
送料だけで、千円は楽に超えてしまいますし。

お店によっては、自店でロー付けをし、無料もしくは、かなりお安く対応している場合もあります。
当店の価格は、決してふっかけてはいないと思うのですが、ご承服いただけないのであれば、そういったお店をお探しいただくしかないのが率直なところです。




  1. 2018/09/26(水) 23:45:43|
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テンプルワッシャー

メガネフレームを耳に掛けるための横棒を「テンプル」と総称します。

そのテンプルと、レンズの入っているフロント部分とをつないでいる蝶番のような場所に

06162.jpg

ワッシャーが入っていることが多いです。

06161.jpg

このワッシャーが擦り減ってしまっていたり、ネジが抜けてテンプルが外れた拍子にワッシャーもなくなってしまったりして、テンプルがパタパタ・グラグラするようなときには、新しいワッシャーをはめる必要が出てきます。

たいていの場合は厚さ0.1mmのもので間に合うのですが、微妙に厚い0.15mmのタイプのほうがグラグラしないこともありますし、内径が小さくないとはまらないことがあったりと、サイズが幾つかあるわけです。

たまに0.1mmでは厚くてはまらない、ということがあります。
ですが、汎用パーツを扱う会社のラインナップには、それがありません。
なので、そういう場合は、結構難儀してしまうのですが、薄いワッシャーを使うフレームを作っているメーカーに頼んで手配しました。

ixy_20180914_001.jpg

なぜ今ごろ?
もっと早くから、こうすればよかったのに、と思うのですが、あえて責任を転嫁しますと、「鯖江産」をうたうのなら、テンプルワッシャーの規格くらいは統一してくれてもいいんでないの?
ということでありまして。

まぁ、仮に今から統一したところで、すでに流通している非統一規格のものはあるわけですから、結局複数のタイプのワッシャーを用意しないといけないことには変わりはないのですが。

メンテナンスに関わるネジとかワッシャーとか鼻パッドとかは、通常の眼鏡店であれば備蓄しているであろう汎用品で賄える規格にしてもらえると、ユーザーにご迷惑をかけることが減るのではないかとは感じます。






  1. 2018/09/14(金) 23:57:08|
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鼻に跡のつかないフレーム

「鼻あてのないフレームを扱っていると、ネットで見たのですが」といったお電話をいただくことがたまにあります。

この場合の「鼻あてのないフレーム」というのは、いわゆる「一山フレーム」のことではありません。

ixy_20180911_004.jpg

正しく言うと「鼻パッドの跡が、鼻につかないフレーム」です。
「一山フレーム」だと、鼻あてはないのですが、鼻にブリッジの跡がついてしまうので、ご希望に添えません。

頬骨付近でフレームを支えて、ブリッジを鼻から浮かせるような仕組みのフレームがあります。
その仕組みについては、幾つかあるのですが、当店では、2タイプのフレームを置いております。


Aタイプ

ixy_20180911_003.jpg

Bタイプ
ixy_20180911_001.jpg

ixy_20180911_002.jpg


Aタイプの公式ホームページに当店が取扱店として掲載されているので、それをご覧になってお電話をくださるようです。

通常ですと、当店のホームページで詳しく取り上げるのですが、これについてはまだホームページで全く触れていません。
理由は二つ。

まず、取扱店としてご紹介いただいているものの、在庫が女性向けデザインの数本しかないため。
「だったら、取扱店を名乗るなよ」という話ですが、ごめんなさい。

もう一つ、私自身、このフレームをどこまで推していいのか、はかりかねているからです。

というのは、「常用すること」を念頭にお求めに購入されたかたがいらしたのですが、数時間で頭が痛くなるということで、何度かフィッティングしたのですが、結局解決することかできず、鼻パッドのあるフレームに交換したことがあったからです。
(当店で以前にも鼻パッドのあるフレームをおつくりいただいているかたですので、頭痛の原因は、レンズや度数ではないと、ほぼ言い切れます。)

私のフィッティングに問題があるのなら、そもそもこのフレームを扱う技量がないということになりますし、そうでなく「個人の感覚」によるものであれば、納品してみないとわからないという点でリスクが大きいです。

ですので、どちらかというと、常用したり、激しく動いたりするのではなく、短時間チョコっと掛けたい、というときにお勧めしたいのですが、それにしてはコストが高いので、結果として、あまり積極的にお勧めしていないということになります。

ある程度、骨格にも影響を受けますし、いずれにしても一度お顔に乗せてみないとイメージができないと思いますので、よろしければお掛けになってみてください。



  1. 2018/09/11(火) 23:50:25|
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レンズ重量と屈折率

レンズの度数が強くて、レンズの厚みが増えてしまう場合に、高屈折のレンズを選択することで厚みを減らすことができます。

では、レンズの重量も高屈折レンズにすることで減らすことができるのでしょうか?

下記は、

S+2.75 C-2.00 AX88 3△B.I.

のレンズを

53□16のフレームに、OCD68にてスライス加工したときの厚みと重量の比較です。
(通常)と書かれている下の数値はスライス加工をしていないときの場合ですが、そこの欄は無視してください。
(通常)と書かれている上の欄の「最大縁厚」と「重量」のみを気にしてください。


屈折率1.50 球面

248.jpg


屈折率1.60 外面非球面

235.jpg


屈折率1.70 外面非球面

369.jpg


屈折率1.76 外面非球面

176.jpg


屈折率が高くなる(1.50より1.76のほうが高屈折になります)につれて最大縁厚は減少していきますが、重量は屈折率1.50から1.60へ変化したときこそ軽くなりますが、それ以上高屈折にしてもほとんど変化がないことがわかります。

これは、屈折率が異なることでレンズ素材が変わり、素材の比重が異なることに由来します。
薄くなることでレンズの体積自体は減っても、比重が大きいため重量の変化が起きにくいということです。

したがって「少しでも軽くしたい」ということで高屈折率レンズを選択するメリットは、1.60以上では、ほぼないということになります。
また「高屈折レンズにしたほうが軽くなりますよ」という案内をするのは、必ずしも正しくないということにもなります。

高屈折にしたほうが軽くなると思われているかたが意外に多いので、お気を付けください。




  1. 2018/07/24(火) 23:50:32|
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跳ね上げフレームについてご質問をされたかたへ

過日、跳ね上げフレームについてメールでご質問をされたかたがおられたのですが、返信したメールが戻ってきてしまいました。
メールボックスがいっぱいなのか、何らかのトラブルがあるのだと思われます。

メールアドレスしかわからない以上、他にどうすることもできませんので、ご覧になっているかわかりませんが、この場で簡単に返答いたします。


ご質問内容は、

べっこうタイプの跳ね上げフレームを探している
どんなタイプがあるのか&価格を教えてほしい

でした。

まず、おっしゃられている「べっこうタイプ」というのが、

真に鼈甲フレームなのか、

EOS_2018_07_21_035.jpg

鼈甲風のパーツを使っているものなのかがわかりません。

EOS_2018_07_21_036.jpg


もし「鼈甲」で「跳ね上げ」というフレームを希望されている場合、数は少ないながらも存在はしていますが、それをメーカーさんなり問屋さんなりから「貸して」もらえるかどうかはわかりません。
「借りる」のではなく「仕入れる」ということは、当店が買い取ることになりますので、確実にご購入されるという確約がない以上、お断りいたします。

価格的には、鼈甲のランクによってピンキリですので、おいそれと申し上げることはできません。


「鼈甲風の」跳ね上げフレームを探されている場合、たとえばこんな感じのものであれば、

EOS_2018_07_21_037.jpg
EOS_2018_07_21_038.jpg

もう少し手に入りやすいと思います。
価格は、1万円近辺から数万するものまで、幅広いはずです。

ただ、当店には、当店で扱っていない跳ね上げフレームのカタログがあるわけではないので、「こんなものがありますよ」とPDF等でパッとお目に掛けることはできません。
取引先をあたって、いろいろなモデルの画像データを入手することは物理的には可能でしょうが、失礼を承知で申し上げますと、手間のかかる作業になりますので、申し訳ありませんがお断りさせていただきます。


「鼈甲 跳ね上げフレーム」
「跳ね上げフレーム ブロータイプ」
などのキーワードで検索をされれば、ある程度はご参考になるかもしれません。

なお、通販サイトで表示されている価格は、通販サイトだからできる価格であり、その価格を対面販売が基本の店舗に求めるのは無理がございますことをご理解ください。


以上、ご満足いただける内容でないことは承知いたしておりますが、回答申し上げます。
このような形でしか連絡の取りようがございませんでしたこと、ご容赦ください。

追加のご質問がございましたら、お電話にてお願いいたします。


  1. 2018/07/21(土) 23:50:26|
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ありそうでない変形

「突然、かけ心地が緩くなった」ということで、他店購入枠を持参されたかたがいました。

フレームを拝見しますと、何かおかしい。

ixy_20180604_004.jpg

智が、まっすぐに伸びてしまっていました。

ixy_20180604_002.jpg

片方が無事で、片方だけ伸びているという、なかなかないパターンです。

ご自身は身に覚えがないそうですが、だれかに踏まれたか、踏んだ記憶がないかのどちらかかと。

保持するのに難儀する二又タイプの智なので、直そうにも怖くて仕方ありません。

ixy_20180604_003.jpg

が、「壊さないでやってほしい」という、よくある無理難題をおっしゃる。

ixy_20180604_005.jpg

何とか、使えるレベルには戻せましたが、智の形状を元通りにはできませんでした。


  1. 2018/07/14(土) 23:50:03|
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テンプルが動かない

8年前にアップしたネタと重複しますが・・・

「急にフレームがきつくなった」ということで来店されるかたが、この時期おられます。

フレームを拝見しますと、本来なら、たとえばこれくらいの間隔がある左右のテンプル(ツル)の開き幅が

IXY_20180711_001.jpg

このように、片側が明らかに狭くなっている

IXY_20180711_002.jpg

ということがあります。

こうなってしまう原因として、もちろんフレームが何らかの理由により歪んでしまった場合が挙げられますが、この時期に多い原因として、テンプルが固くなって動かないというのがあります。

これは、テンプルとフレーム前面とをネジで連結している部分(丁番と呼ばれます)に、汗やほこりなどがたまって固着することによって起こります。

ネジを緩めて、洗浄機にかければ元通りになることがほとんどです。

こうなってしまったとき、無理にテンプルを広げようと力を加えすぎると、フレームが破損することもあります。
フチなしフレームの場合は、レンズに負荷がかかりすぎて割れてしまうことがあります。

ご自身でお掃除することももちろん可能ですが、ネジを緩める必要があり、はずみでネジが抜け、ついでにワッシャーも外れてしまったりすると難儀しますので、可能であればメガネ店で調整してもらうのが良いかと思います。




  1. 2018/07/11(水) 23:51:13|
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レンズ袋の表記

お電話での問い合わせ。

眼科の処方箋でメガネを作った。
いろいろ数字が書いてあり、どういう意味があるのか教えてほしい。

とのこと。

てっきり処方箋の記載内容についてのことだと思って聞いていたのですが、どうやらレンズ袋の記載事項についてのようです。

当店では、お客様のご注文されたレンズがメーカーから送られてくる際に封入されている袋がありまして、お店によってはそれを納品時にお客様にお渡しされているようです。

当店では、レンズ袋はお渡ししておりません。
加工時にチェックが済んだら捨ててしまっています。
なので、納品時に「レンズの袋をください」と言われても、間に合いません。

話がそれましたが、袋に書かれていた数値というのは、下画像のようなものです。

IMG_2311.jpg

お電話されたかたは、まず、SとCとに2つの数値が並んでいることに困惑されたようです。

これは、このレンズの度数が
S-6.75 C-1.00
もしくは
S-7.75 C+1.00
であることを表しています。

どちらも、度数としては同じです。
片方のCがマイナスで、片方のCがプラスであるところがミソなのですが、これの説明は割愛します。
今は時間がないので、気が向いたら別の機会に。

右上の
「ne=1.74」
は、このレンズの屈折率が1.74であることを示しています。
屈折率というのは、レンズの厚みに関係してくる数値です。

「75MM」
は、このレンズの直径をミリメートルで表したものです。
通常、レンズは丸い生地で送られてきますので、その生地の直径が75mmだということです。
フレームの大きさ(玉型と鼻幅のサイズ)と、左右レンズの光学中心間距離との兼ね合いによって、どれくらいの直径が必要かが決まってきます。

「T1.1」
は、このレンズの中心厚です。
凹レンズですので、一番薄いところの厚さということになります。


まぁ、そういったことが書かれているわけです。

お電話をされたかたは、「では、これらの数値があれば、コンタクトレンズの注文(通販でしょうね)ができるのか」ということも最後に尋ねられましたが、基本的には無理です。

眼鏡レンズの度数と、コンタクトレンズの度数とは、度数が強くなるほど乖離が出ます。
乱視入りの場合、この数値だけでは、乱視軸がわかりません。
コンタクトレンズの処方には、ベースカーブという、角膜湾曲度を勘案した数値が必要になりますが、当然それもわかりません。

必要となるべき情報が足りませんので、これでは適切な注文はできません。
我々の立場では、そのような答えになります。



  1. 2018/07/04(水) 23:50:36|
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ペーパーウェイトルーペ

ハズキルーペは相変わらず人気ですが、こういうルーペもあります。

IMG_2297.jpg

見たいものの上に乗せて使います。

レンズの直径や倍率によって、見え方は変わります。

IMG_2295_201806292145498cf.jpg

光を集める効果があるので、拡大箇所が明るくなるのもメリットです。

文を読むときには、手で動かさないといけないですし、平らでない面には使いにくいですが、置きさえすれば両手が空くので、使いようによっては便利です。


  1. 2018/07/01(日) 23:50:56|
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小顔のかた向け、ウスカルナイロール

当店でご提案している「ウスカルフレーム」は、ウスカル会のオリジナルフレームが大半なのですが、オリジナルフレーム以外でも、気に入ったものがあれば仕入れています。

今回仕入れたのはナイロールです。
ウスカルフレームはガラスレンズを使うことを想定している&プラスチックレンズでも、溝を掘るための厚みを確保するためにコバ厚が増えてしまう、などといったことから、ナイロールのバリエーションが少ないので、そこが埋まれば、ということで。

IMG_2293[1]

IMG_2292[1]

玉型サイズ42、鼻幅20なので、推奨PDは62まで(60くらいまでがベターかと)になりますから、小顔のかたでないとおすすめはできませんが。

なお、ウスカルフレームは強度近視・遠視だけでなく、当然ながらプリズム量が強い場合にも極めて効果的です。
このフレームはクリングスがU字なので、強いベースインプリズムで鼻側が厚くなっても、クリングスへのレンズの干渉が起きにくいのがメリットです。
(耳側のコバ厚確保のため、フルリムよりも若干厚みは増えます。)

プリズムレンズについては、下記の当店サイトもご参照ください。

プリズムとは

プリズムメガネ

複視とプリズムメガネ



  1. 2018/06/26(火) 23:50:14|
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現品ですか?

当店でフレームを選ばれたお客様に一度だけ言われたことがあります。

「現品ですか?」と。

つまり、今お客様が手にしている店頭在庫にレンズを組み込むのですか、ということです。
当店の場合、通常は店頭在庫を販売します。
お客様が「このフレームにします」とおっしゃられ、「では、新しいフレームをお取り寄せしますね」ということは、通常はありません。

多くの眼鏡店では、店頭在庫を販売するのではないかと思います。

だいぶ前に、「同じフレームを2本用意しておき、一本は店頭在庫として売り場に出し、もう一本を販売する」というスタイルのお店がネットか雑誌に載っていた記憶があります。

期間限定で問屋さん・メーカーさんからフレームを貸していただけることはありますが、常時在庫をするとなると、仕入れ(=買取り)となるのが、ほとんどの眼鏡店ではないかと思います。

店頭在庫を売らずに、都度新品を販売するとなると、売っても売っても店頭在庫は減らず、新しいフレームを仕入れれば仕入れるだけ在庫が膨らんでいくことになります。
よほどの販売力があれば、いろいろやり方はあると思いますが、当店のレベルでは、経営的側面からいうと、これはかなり危険なことです。

そういった背景もあり、店頭在庫を販売し、商品を回転させていく店舗のほうが多いと思います。


店頭に置いておき、だれもが自由に触れられる陳列であれば、何かのはずみでフレームのメッキがはがれてしまったりすることはあり得ます。
そういう場合は「訳ありフレーム」と称して破格の値段で販売したり、フィッティングや加工の練習用フレームにおろしてしまったりして対処するお店も多いのではないでしょうか。

お客様の立場からすると、(都度クリーニングされていたとしても)だれの顔に触れたのかわからないフレームを掛けたくない、という気持ちもわかります。

ですが、上記のような、店の事情により、通常は現品販売となりますことをご承知おきください。


  1. 2018/06/16(土) 23:58:56|
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見本染色

現在使っているお気に入りのサングラスがあって、これと同じ色で度付きのサングラスを作りたい、といったご要望があるとします。

こういう場合は「見本染色」という方法を取ります。

お使いいただいているサングラスのレンズをレンズメーカーに送り、メーカーの担当者がその見本をみながら同じような色になるように染色をします。

左がお客様ご使用中のレンズ、右がそれを見本に染色したレンズです。

ixy_20180611_006.jpg

ここでご理解いただきたいのは、あくまでも「できるだけ似た色」に染色をするということであって、全く同じ色・濃度にできるわけではないということです。

誰がどう見ても似ていないでしょうという場合は再作を依頼しますが、ある程度似ていればOKとするのが一般的です。
(「ある程度」の許容範囲は個人個人によって異なりますが・・・)
再作しても、改善される保証はありませんので。

フレームに組み込んでから「これでは納得できない」とお客様に言われても困りますから、染色したレンズが届いた時点で一度お客様にご覧いただき、ご了承いただいてから加工をしたほうが良いかもしれません。

なお、見本染色の場合は、お客様のサングラスをお預かりすることになります。
「預かられては困る。レンズを写真に撮って、それでやってくれ。」と言われても、メーカーに断られます。
現物があっても簡単にはいかないのに、写真でうまくできるはずがないですからね。




  1. 2018/06/13(水) 23:50:54|
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新入荷のサングラス

当店のサングラスは、ご年配のかたが白内障の術後等でお求めになることが多いので、そこをターゲットにした品ぞろえにしています。

ところが、このたび成り行きで、当店らしからぬサングラスを仕入れました。

ミラーレンズ付きのハーフリム

IMG_2261ddd.jpg

ハーフリム

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フルリム

IMG_2263zz.jpg

耳周り、鼻周りの調整がある程度できるので、置いてみる気になったのです。


なお、度入りのレンズに交換することも可能です。
(レンズカラーはお客様にお選びいただくことになります。)

が、恥ずかしながら私は、このようなレンズ面が顔に添うようなデザインのフレーム(ハイカーブフレームなどと呼ばれたりします)に度付きレンズを入れることには精通しておりません。
当店が普遍的に販売しているレンズとは異なるレンズをお勧めすることになりますし(お高くなります)、加工の関係で納期も余分にかかりますため、諸々ご迷惑をお掛けしてしまうことになるかと思いますが、私に勉強の場を与えてあげようというお客様は、ぜひご注文いただけたら幸いです。




  1. 2018/06/10(日) 23:49:30|
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眼精疲労軽減レンズ

遠近両用累進レンズをご使用で、眼精疲労に悩まされているかたからのお問い合わせです。

「眼精疲労軽減レンズ、というのがあるようなのですが、どうなんでしょう?」

各メーカーさんが、レンズの特徴をわかりやすく伝えるために「眼精疲労軽減レンズ」という(もしくはそれに類似する)俗称を用いていることがあり、それだけではどのメーカーのどのレンズを言っているのかがわかりません。

出典を示していただきましたところ、「調節力サポートレンズ」などと呼ばれることもある類のレンズであることがわかりました。

このレンズは、端的に言ってしまうと、「加入度数が弱く、累進帯長の長い遠近両用累進レンズ」であることが多いです。
まだ一般的な累進レンズを必要としない若年者、ないし、ほんのちょっとだけ加入があれば近見が楽になるという累進レンズ予備軍を対象としているように思われ「若年累進」という呼びかたをされることもあるようです。

遠見度数よりも2段階前後弱めの度数変化をレンズ下方に起こすことで、あくまでも下方視をした状態での近業時の調節ストレスを若干軽減させるというものです。

しかしながら、今回のように既に累進レンズを使われているかたの場合、単に「手元が見にくい累進レンズ」にしかならない可能性が高く、眼精疲労を軽減するどころか増長しかねません。
無論、どのよう原因で眼精疲労が生じているのかを精査した結果によっては効果があるかもしれませんが、普通に考えればあまり期待できそうにありません。

なお、誤解を招くといけませんのでフォローしておきますと、このレンズの効果を真っ向から否定しているわけではありません。
あくまでも、既に累進レンズを使われているかたの場合には効果が低いのではないかということです。

安直にネーミングに踊らされることなく、しっかりと店頭で説明を受けることが大切です。






  1. 2018/06/02(土) 23:50:20|
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大きな玉型

今日加工をした女性向けフレームですが、

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玉型サイズが#56とか#57といった大き目のものばかりでした。

いわゆる「セレクトショップ」などと呼ばれるお店には無縁のものかもしれませんが、当店のような昔ながらの店舗では、「大きなフレームが欲しい」というご年配のかたからの要望が少なくありません。

にもかかわらず、昨今のフレームでは、なかなかお目にかかれません。

メーカーさんは「大きいサイズをを作りました」と、横幅のみを#56とか#57くらいにしたものを持ってこられるのですが、おしなべて天地幅が狭いです(上の画像でいうと一番上)。

ですが、実際にお客様が要望されているのは、横幅もそうなのですが、天地の深いものなんですよ(上の画像でいうと上から二番目)。
横幅は52mmとかでも、天地が45mmくらいあればいいわけです。
(そうでないと、#56とかでは横幅が広すぎる、というかたのニーズに応えられません。)


何度も申し上げている気がするのですが、そういうニッチなところを果敢に攻めてくれないかなと思います。
競争相手がいないに等しいのだから、大ブレイクは無理でも、あと10年くらいはそこそこ稼げるのではと考えるのは、甘いのでしょうか?






  1. 2018/04/29(日) 23:55:09|
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フェイスフォント新作

数本ですが、当店に「フェイスフォント」というフレームがあります。

EOS_20180426_029.jpg

フロントを二枚重ね合わせるタイプが主流なのですが、クリングスが

EOS_20180426_031.jpg

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調整の余地のあまりないタイプになっています。

普通なら、こういうフレームは絶対に仕入れないのですが、全体のスタイルに独自性があるので、「骨格が合う人に売ればいいいや」と割り切って、例外的に取り扱っています。

逆に言うと、クリングスが普通に調整できるのであれば、普通に仕入れたいわけです。


で、今回の新作は、クリングスが普通のタイプになったということで、「だったら、もっと早くに方針変更しろよ」と思ったりもしたものの、とにかくこれで仕入れがしやすくなったと思っておりました。

が、これまでの「フェイスフォント」のイメージとは、ちょっと違います。

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「既存のモデルで、クリングスだけ変えててくれればよかったのにな」と正直なところ思いつつ、これはこれで当店の女性枠にはないテイストですので、仕入れてみることにいたしました。







  1. 2018/04/28(土) 23:50:07|
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遠近両用にしたほうがよいのか?

「遠近両用にしたほうがよいのか、遠用・近用とでわけたほうがよいのか」といったことをたまに聞かれます。

遠近両用(累進レンズでも二焦点・三焦点レンズでも)レンズの装用自体は大きな違和感なくできるという前提で考えますが、これはもう、その人の使いかた次第ということになるかと思います。

たとえば、遠用部を完全矯正値に合わせた遠近両用レンズでデスクトップパソコンを見るのはしんどいと思います。
そういう場合は、遠用ないし遠近両用とパソコン用とを使い分けたほうが具合が良いのではと考えます。

「車の運転時に使いたい。遠くをすっきりはっきり見たい。地図やカーナビを見ることは考えなくていい。」ということなら遠用単焦点が良いかもしれません。

完全矯正値で近くが見にくいという弱度の近視&左右の度数がほぼ同じという場合は、跳ね上げフレームの利用という手もあります。

とにかく、どんな目的で使うかによって、様々な選択肢があり、一概には言えないところがありますので、、十分にご相談されるのが良いでしょう。


  1. 2018/04/17(火) 23:50:12|
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